Googleスターターガイドが教える見出しのつけ方

Google SEOスターター ガイド 見出しタグ

SEO 対策で、重要なポイントである「見出しタグ(h1~h6)」にスポットをあてて、解説したいと思います。

しつこいようですが、Google は、検索エンジンを使うユーザーの事を、最も大事にし、サイトの評価基準を設けています。

SEO 対策とは?【初心者向け】」でも紹介しましたが、大前提としてSEO 対策は、ユーザー視点で考える事が、最も重要だという事を、忘れないでください。

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見出し(h1 ~ h6)タグとは?

この言葉の通り、小説や雑誌の目次に使われるような、見出しの事です。

Google では、

見出しタグは、ユーザーにページの構成を示すために使用されます。

もっとも重要であることを示す <h1> から順に、重要度のもっとも低いことを示す <h6> まで、6 種類のサイズがあります。

引用:旧:検索エンジン最適化スターターガイド

とだけしか、説明されていません。

「それぐらいはちゃんと勉強しておけ!」ってことなのでしょう。

Google 公式 SEO スターター ガイド | Google 検索セントラル  |  ドキュメント  |  Google Developers
検索エンジン最適化に関する、Google 公式の SEO スターター ガイドです。SEO の定義からウェブサイト運用者向けの基本的な施策まで、SEO 関連の基礎を幅広くご紹介します。

言葉だけでは分かりにくいと思われた方。

管理人が、勝手にお世話になっているサイト「サルワカ」さんが、画像付きで非常に分かりやすく説明されていますので、そちらをご覧下さい。

【HTML】見出しタグの使い方:h1〜h6はどう使い分ける?
h1やh2などの見出しタグの「意味」と「正しい使い方」を分かりやすくまとめました。

見出しタグって重要?

一般に、見出しタグはタグに囲まれているテキストをページ上の通常のテキストよりも大きく表示するため、ユーザーにとってはそのテキストが重要であるという視覚的な手がかりとなり、見出しテキストの下に続くコンテンツの内容について理解しやすくなります。

引用:検索エンジン最適化スターターガイド

ユーザーが、そのサイトの内容を理解しやすくなる手段として、非常に便利なものってことです。

しかし、これだけでは、SEO 対策として、直接的に関係があるとは思えません。

他の資料も、色々と調べましたが、SEO 対策として見出しタグについて、言及している文章は、見当たりませんでした。

つまり、検索結果の上位に表示する、直接的な評価項目では無く、あくまでユーザーが理解しやすく、見やすくするためのものだという事でしょう。

あくまで、「直接的には」です。

先述の通り、見出しタグは、そのページを一冊の本とするならば、目次。

検索エンジン側でも、見出しタグに記載されている文言は、重要視しているはずだということです。

つまり、普通に書いてある文章よりも、検索エンジン側は、重要視する。

その見出しタグに、キーワードを含める事で、より検索エンジンに、自分が強調したいキーワードを伝えられるという事です。

中でも h1 タグは、大項目であり、重要視すべきでしょう。

SEO 対策的、ベストな見出しタグの使い方は?

この見出し(h1 ~ h6)タグにも、記述する際のルールがあります。

サルワカ」さんのサイトでも紹介されていますが、h1 タグは、ページに 1 つだけ指定するのが、ルール。

h2 ~ h6 までは、いくつ使っても構いません。

Google では、その内容を、以下のように説明しています。

複数の見出しサイズを正しい順序で使用すると、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります。

引用:検索エンジン最適化スターターガイド

つまり、W3Cが定める HTML のルールに沿って書くと、効果的だよってことです。

そのルールを守らなかったからといって、何かしらペナルティーがあるわけではありませんが、h1 タグは、そのページに 1 つ。

h1 タグの後に、デザインを気にして、突然 h6 タグなどを指定するのでは無く、順番に h2 タグ、h3 タグと指定しましょう。

クローラーは、機械的にサイトをクローリングしているので、ルールに則っていた方が、間違いなく効果的です。

Google がおすすめしているタグの付け方・使い方

見出しタグについて、「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」では、その付け方や使い方が、簡単にですが、説明されています。

概要を書く場合を想像し、ページ全体で控えめに見出しを使用する

長い論文の概要を書く場合と同様に、ページ上のコンテンツの主要なポイントと下位のポイントは何かを検討し、それに応じてどこに見出しを使用するか決定します。

見出しタグは意味のある場所で使用してください。

ページ上の見出しが多すぎると、ユーザーがコンテンツを読みにくくなり、1 つのトピックがどこで終了して次のトピックがどこから始まっているのか判断しにくくなります。

引用:検索エンジン最適化スターターガイド

見出し(h1 ~ h6)タグの使いどころは、ちゃんと考えて使いましょう。

むやみに乱発すると、ユーザーが分かりにくくなるからやめとけ、ということです。

Google が避けるべきと言っているタグの付け方・使い方

ページの構造を定義するのに効果的でないテキストを見出しタグで囲む。

<em> や <strong> のような他のタグの方が適している場所で見出しタグを使用する。

見出しタグのサイズを不規則に変える。

ページ内で見出しタグを過度に使用する。

見出しが非常に長い。

構造を示すためではなく、テキストの書式を整える目的で見出しタグを使用する。

引用:検索エンジン最適化スターターガイド

上記内容と重複しますが、見出しタグは、効果的に使いなさい。

適度な文字数で記述し、乱発はするな。

デザインだけを考えて使うんじゃないよ、ってことらしいです。

【まとめ】見出し(h1 ~ h6)タグ

  • 見出し(h1 ~ h6)タグは、直接的に SEO 対策に関係は無い
  • 自分が強調したいキーワードを見出し(h1 ~ h6)タグに含める
  • W3Cが定める HTML のルールに沿って記述する
  • ルールを守らなかったからといって、ペナルティーがあるわけではない
  • 見出し(h1 ~ h6)タグの使いどころは、ちゃんと考える
  • 見出し(h1 ~ h6)タグを、乱用しない
  • デザインのために使用しない

見出し(h1 ~ h6)タグは、SEO 対策としては、直接的に影響はありませんが、自分が強調したいキーワードを含くめて、記述しましょう。

また、W3Cが定める HTML のルールに則り、ユーザーのことを考えて適切に使いましょう。

タイトル(title)タグ、ディスクリプション(description)タグについても知りたい。

そんな方は、「Google 公式:検索エンジン最適化スターターガイドとは?」をご覧ください。

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