SEO 対策で Google が重要視される理由

Important

どこのサイトでも、SEO 対策と言えば、Google の事ばかり紹介されています。

不思議に思ったことはありませんか?

検索エンジンは、Yahoo! や、Bing など、他にもあります。

では、何故、どこのサイトでも Google のことばかり、気にするのか?

大きく 3 つの理由があります。

それを、簡単に解説したいと思います。

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圧倒的なシェア率

日本で、検索エンジンのシェア率が高いのは、Google・Yahoo! だと、ほとんどの方が知っているでしょう。

ここでは、どれくらい高いのか、少し具体的な数字を交えて、説明したいと思います。

以下の画像は、アジア各国の検索エンジンのシェア率です。

ちょっと分かりにくいんで、日本のところだけをピックアップ。

Search Engine Share 2017 Japan

Google だけで、PC 92%、携帯に関しては、99% 以上のシェア!

この画像を見て「ん?Yahoo! が無い!」と思われた方もいるのではないでしょうか?

それが、二つ目の理由です。

Yahoo! のランキング評価方法は Google と同じ

「でも、Google と Yahoo! で検索結果が違うじゃないか!」

その通りです。微妙に違います。

Yahoo! は、独自で Yahoo! 知恵袋や、Yahoo! ニュースなどを追加していたり、Google マップなど Google 独自の情報が、除かれたりしています。

また、タイムラグ(反映するまでの時間)があるので、結果的に、検索結果が違う訳です。

ですが、根本的な Web サイトを評価する方法は同じなので、統計結果にも Yahoo! が無いのです。

今回は、アウンコンサルティング社の調査結果を、例に出しました。

他の調査機関でも、若干の差はありますが、Google が PC・モバイル共に 9 割以上のシェアを獲得しているという結果が出ています。

つまり、Google に対応していれば、9 割以上のユーザーにアプローチできるという事です。

費用対効果の悪い Bing に対する SEO 対策

気になるのは、PC でシェア 2 位(7% 弱)の Bing。

勿論、Bing と Google のランキング評価方法は、異なります。

つまり、Bing に対応をする為には、単純に考えると、倍のお金や時間がかかるという事です。

また、Bing のシェア率は、年々下降しており、最近は、PC よりモバイルからの検索が、増加しています。

そんな費用対効果の悪い対策を、わざわざやる人は、いないってことです。

ネット利用、スマホがPCを逆転 総務省調査 - 日本経済新聞
総務省が25日発表した2017年の通信利用動向調査によると、個人がインターネットを利用する機器はスマートフォンが54.2%と、初めてパソコン(48.7%)を上回った。世帯の機器保有割合もスマホは75.1%と、初めてパソコン(72.5%)や固定電話(70.6%)を逆転した。スマホがネット社会の主役となっていることの裏付け...

結論

おそらく、数年の間は、このシェア率は変わらないでしょう。

現状、SEO 対策 ≒ Google 対策

なので、Yahoo! や、Bing に関する SEO 対策の情報は、ほとんど情報が無いのです。

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