どこのサイトでも、SEO 対策と言えば、Google の事ばかり紹介されています。
不思議に思ったことはありませんか?
検索エンジンは、Yahoo! や、Bing など、他にもあります。
では、何故、どこのサイトでも Google のことばかり、気にするのか?
大きく 3 つの理由があります。
それを、簡単に解説したいと思います。
圧倒的なシェア率
日本で、検索エンジンのシェア率が高いのは、Google・Yahoo! だと、ほとんどの方が知っているでしょう。
ここでは、どれくらい高いのか、少し具体的な数字を交えて、説明したいと思います。
以下の画像は、アジア各国の検索エンジンのシェア率です。
ちょっと分かりにくいんで、日本のところだけをピックアップ。
Google だけで、PC 92%、携帯に関しては、99% 以上のシェア!
この画像を見て「ん?Yahoo! が無い!」と思われた方もいるのではないでしょうか?
それが、二つ目の理由です。
Yahoo! のランキング評価方法は Google と同じ
実は、Yahoo! は、2010 年から Google と提携。
Google の検索アルゴリズム(ランキング評価方法)を利用して、サイトを評価しています。

「でも、Google と Yahoo! で検索結果が違うじゃないか!」
その通りです。微妙に違います。
Yahoo! は、独自で Yahoo! 知恵袋や、Yahoo! ニュースなどを追加していたり、Google マップなど Google 独自の情報が、除かれたりしています。
また、タイムラグ(反映するまでの時間)があるので、結果的に、検索結果が違う訳です。
ですが、根本的な Web サイトを評価する方法は同じなので、統計結果にも Yahoo! が無いのです。
今回は、アウンコンサルティング社の調査結果を、例に出しました。
他の調査機関でも、若干の差はありますが、Google が PC・モバイル共に 9 割以上のシェアを獲得しているという結果が出ています。
つまり、Google に対応していれば、9 割以上のユーザーにアプローチできるという事です。
費用対効果の悪い Bing に対する SEO 対策
気になるのは、PC でシェア 2 位(7% 弱)の Bing。
勿論、Bing と Google のランキング評価方法は、異なります。
つまり、Bing に対応をする為には、単純に考えると、倍のお金や時間がかかるという事です。
また、Bing のシェア率は、年々下降しており、最近は、PC よりモバイルからの検索が、増加しています。
そんな費用対効果の悪い対策を、わざわざやる人は、いないってことです。

結論
おそらく、数年の間は、このシェア率は変わらないでしょう。
現状、SEO 対策 ≒ Google 対策
なので、Yahoo! や、Bing に関する SEO 対策の情報は、ほとんど情報が無いのです。
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