「そもそも、強調スニペットって何?」
「強調スニペットって、どんなメリットがあるの?」
「強調スニペットに表示されるには、どうすればいいの?」
私が、強調スニペットについて、最初に抱いた疑問です。
ここでは、そんな疑問を解決するために、基本的なところから、解説していきたいと思います。
ちなみに、色々と調査して、私が最終的に思ったこと。
今後、SEO を行う上で、強調スニペットは、非常に重要になってくる!
それは何故か?
最後まで読んでいただければ、分かってもらえると思います。
強調スニペットとは?
この赤枠に表示されている内容で、ユーザーの注目を集めるために強調されている検索結果の事です。
サイト管理者であれば、自サイトを、ここに表示して欲しいと思いますよね!
けど、どうせ検索結果 1 位の記事が表示されるんだろ?
それが、違うんです!
上記、画像を見てもらえれば分かってもらえると思いますが、必ずしも検索結果の最上位の記事が表示される訳ではありません!(この時は、3 位の記事が表示されていました)
しかし、この強調スニペット、常に表示されるわけではありません。
SEO 分析ツールで有名な Ahrefsの調査では、約 12% の検索キーワードで、強調スニペットが表示されているそうです。
また、この調査では、検索結果の 10 位以内に入っていないと、ほぼ強調スニペットには表示されないという結果も出ています。

強調スニペットに選ばれるメリット
先ほどの画像の通り、強調スニペットに選ばれれば、検索結果 1 位より上位に表示されます。
ドメインパワーも被リンクも関係ありません!
SEO 対策の経験がある人であれば、それが、どれだけ凄い事なのか分かってもらえると思います。
しかも、強調スニペットは、通常の検索結果には、影響を受けないので、同じ記事が検索結果の 1 ページ目に、2 度表示されることもあります。
また、モバイルの場合は、画面が小さいので、更にインパクトがあります。
勿論、検索結果 1 ページ目に入っていなければ、選ばれる事は、ほぼ無いので、最低限の SEO 対策は必要になりますが。
強調スニペットが表示される条件・設定方法
Google さんは、こんな事を言われています。
ユーザーが Google 検索で質問すると、検索結果が強調スニペット ブロックとして検索結果ページの上部に表示される場合があります。
ご自分のページを強調スニペットとして設定することはできません。
Google では、ユーザーの質問に対する回答がページに含まれていることをプログラムで判断し、その結果を強調スニペットとして表示します。
「このユーザーが入力したキーワードは、質問だ!」
Google が、そう判断した場合に、その質問に最も適している回答を表示する。
Google が、質問だと判断する基準は、明かされていません。
期待された方には、申し訳ないのですが・・・
明確な条件は無く、設定方法もありません。
しかし、表示されやすくなる方法はあります!
その内容を、強調スニペットの表示形式別で紹介します。
強調スニペットの種類と表示されやすくなる対策
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最も大事なことは、プログラムが理解しやすい構造にするという事。
- クローラーが巡回しやいページ構成
- 適切な見出し設定
- 正しい HTML での記述
テキスト形式
- 見出しにキーワードが含まれており、「○○とは?」のように質問形式になっている
- 回答には、画像を使わず、テキスト形式で、簡潔に記述されている
表形式
- 見出しにキーワードが含まれている
- table タグを使い、テキスト形式で、簡潔に記述されている
箇条書き形式
- 見出しにキーワードが含まれている
- ul・li タグを使い、テキスト形式で、簡潔に記述されている
番号リスト形式
- 見出しにキーワードが含まれている
- ol・li タグを使い、テキスト形式で、簡潔に記述されている
今後、強調スニペットは、より重要性を増す!
この強調スニペットは、Google で音声検索した場合の回答に用いられます。
以下の通り、Google モバイル検索のクエリは、20% が音声検索になっています。
また、Amazon Echo・Google Home などのスマートスピーカーも、続々と販売されています。
今後は、ブラウザ検索の割合が減り、音声検索のシェアが増加するでしょう。
つまり、強調スニペットは、今よりもより重要になってくるという事です。
まとめ
音声検索のシェアが増えれば、大きなアルゴリズムの変更も考えられるので、今後どうなるかは分かりません。
また、ここで紹介した対策を行ったからと言って、強調スニペットに表示されるとは限りません。
しかし、強調スニペットに表示されれば、検索結果 1 位を取った場合と同じ、もしくは、それ以上の効果が得られます。
技術的に難しい事は、何も無いので、今から、対策しておいても損は無いと思います。
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