私は、地域サイトを運営していて、その地域のイベントを月ごとに記事にして、紹介していました。
しかし、月またぎのイベントなどがあり、どうしても見づらい・分かりにくい!
どうにかならないかと調べていたら、WordPress には、イベントカレンダーのプラグインがあることを知りました。
ここでは、イベントカレンダーのプラグイン「Event Organiser」を選んだ理由と、導入 ~ 設定方法まで、詳しく紹介します。
追記
「Event Organiser」は、PHP 7 の環境では、イベント詳細画面が、正しく表示されませんでした。
「All-in-One Event Calendar」は、私のテーマやプラグインの相性が悪いのか、カレンダー一覧で「次月」ボタンを押下するとエラーが発生しました。
「My Calendar」でも、Google Map が上手く表示されませんでした。
ということで、私は、イベントカレンダーの導入を見送る事にしました・・・
「Event Organiser」を選んだ理由
イベントカレンダーには、「Event Organiser」以外にも、以下のような有名なプラグインがあります。
その中で、私が「Event Organiser」を選んだのは、以下のような理由があります。
- 評価が高い(星 4 以上)
- 日本語に対応している
- GoogleMap が挿入される
- カテゴリー・タグが設定できる
- 使用中の WordPress バージョンと互換性がある
- ショートコードで好きな場所に挿入できる
「Event Organiser」のインストール方法
他のプラグインと、全く変わりません。
左メニューの「プラグイン – 新規追加」を選択し、右上の検索入力欄に「Event Organiser」と入力。
「今すぐインストールボタン」を押してください。
最後に、「有効化」するだけです。
「Event Organiser」の設定
早速、設定していきましょう。
左メニューの「プラグイン」-「インストール済みプラグイン」を選択。
「Event Organiser」の「設定」リンクを押下してください。
イベント設定【基本】
設定が必要なのは、基本タブのみです。
「権限」タブでグループごとに制限をかけたり、「パーマリンク」タブでパーマリンク構造を変更できます。
しかし、この「権限」「パーマリンク」は、デフォルトのままで、特に問題無いと思います。
ライセンスキーを追加する

Event Organiser には、「イベントボード表示」「CSV でのインポート・エクスポート」など、様々な追加機能があります。
とりあえず、基本機能で十分なので、何もする必要はありません。
入力可能な項目を選択

イベントを追加・編集する際に、入力できるようにする項目です。
普通に使うだけであれば、変更する必要は無いと思います。
過去のイベントを表示する
終了しているイベントを表示する場合には、チェックを付けます。
イベントメニューをナビゲーションメニューに追加する

ヘッダーやフッターにイベント一覧ページを追加するか設定します。
設定した場合は、右側の入力欄に指定した名前で、メニューに追加されます。
日付形式
日本人に読みやすいように「年-月-日(yyyy-mm-dd)」に変更しましょう。
複数回のイベントをグループ
チェックすると、繰り返し設定を行っている場合、直近 1 回だけを表示します。
進行中のイベントは過去と見なしますか?
説明されている通り、「いいえ」の場合、イベントが終了したら過去となります。
「はい」の場合は、イベントが始まった時点で過去と見なします。
上記、「過去のイベントを表示する」が未チェック、この項目が「はい」の場合、イベントが始まった時点で、表示されなくなります。
期限切れのイベントを削除
イベント登録数が多くなると、画面表示が遅くなるので、削除した方がよいでしょう。
しかし、SEO の観点から見ると、記事を削除するのと同じことなので、削除しない方が良いです。
iCal フィードを利用
Google カレンダーなど、他のサービスと連携するためのカレンダーデータを提供する URL です。
特にこだわりがなければ、チェックしておきましょう。
イベントを検索から除く
特にこだわりがなければ、チェックしておきましょう。
イベント設定【Map】
Map provider
マップ表示の際に、「OpenStreetMap」を使うか、「Google Map」を使うかの設定です。
Google Map を使用する場合、API キーが必要になります。
イベント設定【テンプレート】
テンプレート
特にこだわりがなければ、「テーマ互換モードを有効にする(デフォルト)」にしておきましょう。
CSS を使わない
特にこだわりがなければ、未チェックのままにしておきましょう。

これで設定は終わりです。
お疲れ様でした!