
ひよこくん、WordPress は、今どれくらい使われているか知っているかい?

「Web 上の 30% 以上のサイトで、使われている」と、公式サイトに書いてありました。

その通り。
WordPress は、便利で高機能なので、多くの人が使っている。
但し、残念な事に、これだけ多くの人が使っていると、悪さをするやつも出てくるんだ。
なので、多くの人が、セキュリティ対策用のプラグインなどを使って対策をしている。
しかし、WordPress 自体に問題がある場合もあるんだ。


それだと、防ぎようが無いですね。

そうなんだ、そこで必要になってくるのが、バックアップ!
バックアップしておけば、改ざんされた前の状態に戻せるからね。

そのバックアップするには、どうすればいいんですか?

では、「UpdraftPlus」というプラグインを使って、無料でクラウド環境にバックアップを取る方法を説明しよう。
同じサーバー内にバックアップを取っていた場合、そのファイル自体も改ざんされる可能性があります。
なので、バックアップしたファイルは、別のサーバーもしくは、クラウドに保存することをおすすめします。
UpdraftPlus をおすすめする理由
- 有効インストール数が、100 万以上
- 2,500 を超えるコメントで、評価 5
- 最新の WordPress バージョンと互換性がある
- 常に更新されている
- 設定内容が日本語化されている
おそらく、UpdraftPlus 以上、高い評価のバックアッププラグインは無いでしょう。
UpdraftPlus をインストール
他のプラグインと、全く同じです。
左メニューの「プラグイン」-「新規追加」を選択して、赤枠の中に「UpdraftPlus」と入力してください。
で、「今すぐインストール」ボタンを押すだけです。
インストールが終わったら、「有効化」ボタンを押してください。
すると、以下のようなポップアップが出てきますので、「Press here to start!」ボタンを選択してください。
UpdraftPlus の設定
まずは、「設定」タブを選択してください。
スケジュールや保存先などを設定する画面です。
日本語化されているので、各項目についての詳しい説明はしません。
私が行った設定内容だけを紹介します。
保存先を選択
バックアップスケジュールより先に、まず、どこにバックアップファイルを保存するか指定します。
様々な方法がありますが、良く分からないという方は、「Dropbox」を選択しましょう。
Google アカウントを持っていれば、すぐに利用でき、2G までは、無料で使う事ができます。
「Dropbox で認証」のリンク部分をクリックしてください。
以下のような画面が表示されるので、青枠の「Complete setup」をクリックしてください。
Dropbox とは
Dropbox は、アメリカの Dropbox 社が提供しているオンラインストレージサービスです。
複数のコンピュータとの間で、データの共有や同期ができます。
ファイルのバックアップスケジュール
ファイルに関しては、私は、それほど頻繁に修正しないので、
1 週間ごと・1 個のバックアップを保持に設定。

あまり多くのバックアップを取っていても、容量が増えるだけで、意味はないよ。
元に戻す時に使うのは、どうせ 1 個だけだからね!
データベースバックアップのスケジュール
WordPress は、ほとんどの情報をデータベースで管理しています。
なので、1 日ごと・1 個のバックアップを保持に設定。
バックアップするファイル
特に理由が無ければ、変更する必要は無いです。
データベース暗号化フレーズ
特に何もする必要はありません。
メールアドレス
ここにチェックをしておくと、バックアップ完了時に、サイト管理者宛てにメールが来ます。
私は、心配性なので、チェックをしました。
エキスパート設定
無視してかまいません。
これで完了です。
自動的にバックアップを取ってくれます。

このプラグインは、サイトに全くアクセスが無い場合は、起動しないよ!
インストール直後は、バックアップが無いので、「Backup/Restore」タブを選択し、「今すぐバックアップ」をしておきましょう。
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