
とりあえず、ワードプレスは、インストールしたけど、
次に、何をすればいいのか分からない?
デフォルトの設定のままで、使っても大丈夫なの?
ここでは、そんな WordPress 初心者の方に向けて、最低限やっておいた方がよい初期設定を紹介します。
WordPress のインストール直後にやっておくべき初期設定
まずは、インストール直後にやっておいた方が良いと思う設定を紹介します。
一般設定

左メニューの「設定」-「一般」をクリックしてください。
一般設定では、サイトに関する基本的な項目を設定できます。
サイトのタイトル
「サイトのタイトル」は、WordPress を使って立ち上げたこの Web サイトの名前(サイト名)です。
いつでも変更することが可能なので、好きな名前を付けてもらって構わないのですが・・・
せっかく Web サイトを始めるのであれば、多くの人に見てもらいたいですよね?
それなら、以下の記事などを参考に、インパクトがあって、覚えやすくて、コンセプトが分かりやすいサイト名をつけましょう!



Bing や Google などの検索エンジンは、サイトの名前を変えても
その内容をすぐに反映してくれないから、気を付けて!
キャッチフレーズ
サイトの補足説明ができる設定項目ですが、最初は、空にしておけばよいと思います。
WordPress アドレス・サイトアドレス
URLが「https」で始まっていることを確認してください。
もし「http」で始まっている場合には、以下の記事を参考に SSL 化の対応を行ってください。

契約しているレンタルサーバー屋さんの FAQ などに
対応方法が紹介されていることが多いから探してみて!
管理者メールアドレス
WordPress から自動送信されるメールを受け取るだけのメールアドレスです。
なので、普段使っているメールアドレスを登録しておけば OK です。
表示設定
左メニューの「設定」-「表示設定」をクリックしてください。
表示設定は、1ページに表示する件数など、画面表示に関する項目を設定できます。
検索エンジンでの表示

Bing・Google などの検索エンジンにインデックスしてもらうかどうかの設定です。
ここにチェックが入っていると、どれだけ記事を書いても、検索エンジンの検索結果に表示されません。
ある程度、記事を書き貯めてから公開したいなど、特別な理由がない限りは、チェックを外しておきましょう!
ディスカッション設定
左メニューの「設定」-「ディスカッション」をクリックしてください。
ディスカッション設定は、記事へのコメントなどに関する項目を設定できます。
コメント表示条件

悪意のあるコメントを投稿してくる方も多いので(特に海外から)、コメント欄を解放する場合には、「手動承認を必須にする」にチェックを入れておきましょう。

コメントは必要ないよって人は、
「デフォルトの投稿設定」ー「新しい投稿へのコメントを許可」
についているチェックを外すといいよ!
パーマリンク設定
左メニューの「設定」-「パーマリンク」をクリックしてください。
パーマリンク設定は、記事の URL に関する項目を設定できます。
パーマリンク構造

「投稿名」を選択してください。
このパーマリンク設定、非常に重要な設定項目です。
一度公開した記事の URL を変更してしまうと、SNS で紹介しても誰も見ることができなくなります。
前に訪問してくれた人が再訪できなくなってしまったり、ブックマークしてもらっていても意味がなくなります。
また、正しく設定されていないと検索エンジンからの評価がリセットされてしまいますし、重複記事だと判断されてしまう可能性もあります。
なので、しっかり設定しておきましょう。

「カスタム構造」を選択して、入力欄に「/%postname%/」を設定してもいいよ!
他にやっておきたい初期設定
インストール済みのプラグイン
WordPress をインストールすると、いくつかのプラグインが既にインストールされています。
その中で、設定が必要なプラグインがありますので、その設定を行いましょう。
また、不要なプラグインが入っていると、画面表示が遅くなったり、セキュリティ的に問題になりますので削除しておきましょう。

左メニューにある「プラグイン」をクリックすると、インストール済みプラグインの一覧が表示されます。
Akismet Anti-Spam(アンチスパム)
WordPress では、公開した記事に対して、そのサイトを見た人がコメントを投稿することができます。
そのコメント欄を悪用されないようにするプラグインが「Akismet Anti-Spam」です。
コメントは投稿できないようにも設定できるので、必須ではありませんが、一応、設定していた方が良いでしょう。
Akismet Anti-Spam の設定は、「バズ部」さんが、非常に分かりやすく紹介してくれていますので、そちらをご覧ください。
Akismet は、処理時間が結構かかるようです。
画面の表示速度が遅くて悩んでいて、スパム対策がセキュリティ系のプラグインなどで代用できる方は、削除を検討した方が良いかもしれません。
Autoptimize
JavaScript・CSS・画像などを圧縮して軽量化してくれるプラグイン。
軽量化の機能は、標準で搭載されているテーマも多く、このプラグインは、不具合も多いみたいです。
これが無いと絶対に困るというものではありませんし、特に理由がない場合以外は、削除しておきましょう。
テーマに Cocoon を利用されている方は、公式サイトで不要だと言われているので、必ず削除しておきましょう。
Classic Editor
WordPress の古いバージョンで利用されていたエディター機能を利用するためのプラグインです。
今更利用することはないと思いますので、もしインストールされている場合には、削除しておきましょう。
Gutenberg
WordPress の先進ブロック機能を利用する方(開発者など)向けのプラグインです。
普通に使う分には、必要のないプラグインなので、インストールされていた場合は、削除しておきましょう。
Hello Dolly
管理画面の右上に「Hello, Dolly」からの歌詞をランダムに表示するだけのプラグインです。
不要なプラグインなので削除しましょう。
Jetpack
セキュリティ対策やパフォーマンス計測、アクセス解析など様々な機能を搭載したプラグインです。
一つで色々なことをしてくれる便利なプラグインなのですが、不要な機能も多く、画面の表示速度がとても遅くなります。
ほとんどの機能は、他のプラグインでまかなえるので、必要に応じてそちらを入れた方が良いと思います。
WP Multibyte Patch
WordPress は、アメリカで開発されているサービスです。
なので、日本語でちゃんと表示させるようにするプラグインが「WP Multibyte Patch」です。
必ず有効化しておきましょう!
プロフィール
プロフィールを設定することでサイトへの信頼度が上がったり、個人の SNS アカウントを紹介することでフォロワーがついたりすることがあります。
また、アフィリエイトを始める場合は、運営者情報を載せておくとメリットがあったりします。
プロフィールを利用したいという方は、以下の記事を参考に設定してください。
ファビコン
ファビコンは、検索結果やブックマーク、ブラウザのタブなどに使用される小さな画像のことです。
公式サイトでも紹介されていますが、サイトの顔見たいなものなので、以下の記事を参考に設定しておきましょう。
WordPress の初期設定で参考になる記事
現在では、多くのレンタルサーバー運営会社さんが、WordPress の初期設定に関する記事を書かれているので、最後に紹介しておきます。



